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【お知らせ】スライドリコーダー製品化に向け、活動を開始しました!

2024-08-24

HabilisJapanは「スライドリコーダー」の製品化を目指して活動を開始しました!

リコーダーは日本の小学校で3年生から6年生までの音楽の授業で使用される楽器で、子どもたちが音楽に親しみ、演奏の楽しさを感じる大切なツールです。しかし、手に特徴がある子どもたちにとっては、リコーダーを演奏することが難しく、苦手意識を持ってしまうこともあります。
手に特徴のある子どもたちも楽しく音楽活動に参加できるようにするため、国内外で評価されている「スライドリコーダー」を学用品楽器として、誰もが手に入れられることを目指し、三菱財団から助成金をいただきプロジェクトとして取り組んでいます。
このスライドリコーダーは、当法人の専門部会メンバーである大坪武廣氏が開発した、片手や足でも演奏できる新しいタイプのリコーダーです。二つの円筒から成り立つこの楽器は、唄口部をくわえながら、外カバーをスライドさせることで音を出します。
詳細は、実際に演奏している動画をご覧ください。

スライドリコーダー演奏動画はこちら

現在、製作した楽器の品質向上に努めるとともに、どのようなお子さんに使ってもらえるかを検討し、その有用性を評価しています。また、子どもたちがこのリコーダーを使って音楽を楽しめるイベントを開催し、その成果を広く発信することで、国内での製品化と普及を目指しています。
今後、販売に至るかはまだ未定ですが、私たちは手に特徴のある子どもたちが、他の子どもたちと学校でリコーダーを楽しめる環境をつくることを目標に、2年をかけて活動をしていきます。
このプロジェクトにご関心を持っていただければ幸いです。

イベントの詳細については、今後の情報をご期待ください!